《「ぶつ（仏）」の音変化した「ほと」に、目に見える形の意の「け」の付いた語で、仏の形、仏像が原義かという》
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１ 仏語。悟りを得た者。仏陀 (ぶっだ) 。特に、釈迦 (しゃか) のこと。「—の慈悲にすがる」
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２ 仏像。また、仏の画像。「—を刻む」
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３ 死者。また、その霊。「—になる」「—が浮かばれない」
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４ 温厚で慈悲心の深い人をたとえていう語。
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５ 仏法。
「—の御験 (みしるし) はかやうにこそと」〈栄花・初花〉
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６ 仏事を営むこと。
「明後日 (あさて) 、—にいと善き日なり」〈栄花・本の雫〉
