剃刀（かみそり）とは？意味・読み方・使い方

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かみ‐そり【剃^＝刀】
の解説

《「髪 (かみ) 剃り」の意》

１頭髪・ひげなどをそるのに用いる刃物。切っ先がなく、刃が薄く、鋭利。こうぞり。

２切れ味が鋭いさま、また、才気鋭く、物事の処理が速く巧みなさまや人のたとえ。「—の頭脳」「—パンチ」

[補説]作品名別項。→剃刀

類語

かみそり【剃刀】
の解説

中村吉蔵の戯曲。1幕。大正3年（1914）10月、帝国劇場にて芸術座が初演。大正時代の社会劇の代表的作品。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

剃刀の例文(30)

出典：青空文庫

･･･うしてその抽斗から、剃刀の箱を取り出した。「牧野め。牧野の畜生め･･･芥川竜之介「奇怪な再会」
･･･着にこう云いながら、剃刀を当てたばかりの顋で、沼地の画をさし示し･･･芥川竜之介「沼地」
･･･宿屋の一室で、友人の剃刀を持ってきて夜半ひそかに幾度となく胸にあ･･･石川啄木「弓町より」

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