漁る（あさる）とは？意味・読み方・使い方

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あさ・る【^▽漁る】
の解説

［動ラ五（四）］

１動物がえさや獲物を探し求める。「野良猫がごみ箱を—・る」

２魚介・海藻などを探し求める。漁をする。
1. 「小さな磯を—・っている此人をじっと眺めていた」〈独歩・忘れえぬ人々〉

３物や人を探し回る。「古本を—・る」

４（動詞の連用形に付いて）何かを求めて、その動作を諸所で行う。…してまわる。「株を買い—・る」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

漁るの例文(5)

出典：青空文庫

･･･怪しき海の神の、人を漁るべく海から顕われたとは、余り目のあたりゆ･･･泉鏡花「海異記」
･･･に出でて田の草の間を漁る。行春の景を象徴するもののごとし。馬士　･･･泉鏡花「山吹」
･･･なる海に白浪風に騒ぎ漁る船の影も見えず、磯辺の砂雨にぬれてうるわ･･･寺田寅彦「東上記」

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