出典:gooニュース
現代美術「もの派」吉田克朗さんの世界に迫る 葉山町の神奈川県立近代美術館で初の回顧展
物体を組み合わせ、その特性が自然に表出されるような作風で「もの派」と呼ばれた現代美術家、吉田克朗(かつろう)さん(1943~99年)の回顧展「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」(東京新聞など主催)が、神奈川県葉山町の県立近代美術館葉山で開かれている。 吉田さんは60年代後半に登場した「もの派」の中心的な存在として知られる。
国立西洋美術館初の現代美術展企画者、新藤淳主任研究員にインタビュー
——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ』が開催されている。同館において初めて現代美術を軸に据えた展覧会であり、同館が現代作家の糧となってきたかを検証するという自省的な問いがテーマとなっている。そのため同館だけではなく、美術館という存在や美術界そのものについて切り込むような作品も並んでいる。
「具体」の歴史とともに現代美術を解く 芦屋市立美術博物館で2つのコレクション展
兵庫県芦屋市の市立美術博物館で、現代美術にまつわる2つのコレクション特集展が同時開催されている。「アプローチ!-アーティストに学ぶ世界のみかた」と「具体美術協会/芦屋」だ。難解と思われがちな現代美術を、作り手の視点や世界の美術界にも影響を与えた具体美術協会(具体)の歴史を通じて優しく解き明かす。
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