いちじへんかん【一次変換】
平面上の点から平面上の点への写像。点(x,y)と点(x′,y′)の関係が一般にx′=ax+by, y′=cx+dyという一次式で表されるもの。線形変換。線型写像。
いちじほうていしき【一次方程式】
未知数の最高次数が1である方程式。
いちじりょうよう【一事両様】
1 一つの事を二通りに見たり、言ったりすること。二枚舌。「今はまたさういはぬとは、—なる事を」〈咄・醒睡笑・一〉 2 鎌倉幕府の訴訟上の用語。訴えの係属中に同じ訴人が同じ訴えを別に提起すること。幕府はこれを禁じた。
いちじれいきゃくすい【一次冷却水】
原子炉内で、核分裂によって発熱する炉心部を直接冷却する水。加圧水型炉では、高温となった一次冷却水を利用して二次冷却水を加熱し、発生する蒸気でタービンを回す。
いちじエックスせん【一次X線】
X線回折や蛍光X線分析などで、物質に照射されるX線。その物質から放射されるX線は二次X線と呼ばれる。
いちじいりょうけん【一次医療圏】
⇒医療圏
いちじかくぶんれつせいせいぶつ【一次核分裂生成物】
⇒核分裂片
いちじキャッシュ【一次キャッシュ】
《first level cache》コンピューターの処理速度の高速化を図るため、CPU内部に設けられたキャッシュメモリー。高速で容量が小さく、使用頻度の高いデータを一時的に保存する。CPUが必要とするデータが一次キャッシュにない場合、より低速で容量が大きい二次キャッシュ、三次キャッシュ、主記憶装置の順にデータを読み取りに行く。L1キャッシュ。レベルワンキャッシュ。プライマリーキャッシュ。
いちじこうぞう【一次構造】
生体高分子の構成単位となる物質の配列。たんぱく質のアミノ酸配列、核酸の塩基配列など。→高次構造
いちじきこく【一時帰国】
外国で暮らす人が、諸事情により一時的に母国に戻ること。