• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

[形動ナリ]

  1. (多く、あとに否定表現を伴って用いる)程度普通であるさま。通り一遍であるさま。

    1. 「歌詠むと知りたる人の—ならざらむは」〈能因本枕・九四〉

  1. (あとに否定表現を伴わないで、または、二重否定の表現を伴って用いる)程度普通でないさま。並々でないさま。

    1. 「—に忍ぶるにあまるほどを、慰むるぞや」〈胡蝶

[補説]おおろか(おほろか)」の音変化という。後世「おぼろ(朧)」と混同して「おぼろげ」の形を生じた。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。