かくさんポンプ【拡散ポンプ】
真空ポンプの一。容器中で水銀・油などの蒸気を高速で噴出させ、周囲の気体分子を巻き込ませて排気する。高度の真空が得られる。
かくさんにたいするあんぜんほしょうこうそう【拡散に対する安全保障構想】
⇒ピー‐エス‐アイ(PSI)
かくさんはんしゃ【拡散反射】
⇒乱反射
かくさんでんりゅう【拡散電流】
電子、イオン、正孔など、電荷をもつ担体の拡散によってのみ流れる電流。電界ではなく担体の密度差によって生じる。ドリフト電流とともに半導体の性質を決める要素となる。また電気分解反応の溶液中でも見られる。
かくさんぞうふくけんさ【核酸増幅検査】
⇒ナット(NAT)
かくさんアプタマー【核酸アプタマー】
⇒アプタマー
かくさんいやく【核酸医薬】
DNAやRNAを構成する4種類の塩基を組み合わせた核酸分子を用いた薬剤。疾患の原因となる遺伝子やたんぱく質に直接作用し、その部位を切り取ったり、はたらきを阻害したりすることで治療する。RNAアプタマーによるアプタマー医薬やRNA干渉という現象を利用するRNA干渉薬などが登場し、抗体医薬に次ぐ次世代の薬剤として注目されている。
かくさんしょうがい【拡散障害】
肺胞内の酸素が血液中に拡散する過程で何らかの障害が生じる状態。間質性肺炎などによる肺胞膜の障害・肥厚、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる肺胞面積の減少などによって起こる。
かくさんえん【拡散炎】
⇒拡散火炎
かくさんかえん【拡散火炎】
可燃性気体が空気中に拡散しながら燃焼するときに現れる火炎。ろうそくの炎やガスバーナーの混合空気を減らしたときにみられる橙色の炎をさす。拡散炎。→予混合火炎