方明く
陰陽道 (おんようどう) で、方角のふさがりが除かれる。「—・きなばこそは参り来べかなれ」〈かげろふ・中〉
方が付く
処理すべき物事が落着する。決着がつく。「いさかいの—・く」 [補説]「片が付く」とも書く。
方塞がる
陰陽道 (おんようどう) で、その方角がふさがる。「—・りたれど、おはしましてなむ大殿籠りにける」〈大和・八〉
方を付ける
物事の決着をつける。始末をつける。「金で—・ける」 [補説]「片を付ける」とも書く。
型に嵌まる
決まりきった形式や方法どおりのもので、個性や独創性がない。「—・ったあいさつ」
型に嵌める
個性や独創性を認めず、決まりきった形式や方法によらせる。「生徒を—・める教育」
型の如く
慣例どおりに。「—来賓のあいさつがある」
形を見る
釣りで、その日に初めて目的にかなう魚を釣り上げる。型を見る。
肩が怒る
1 肩が高く張っている。 2 得意な気持ちになる。肩身が広くなる。「お供についたわしらまで、ほんに—・ったに」〈浄・卯月の潤色〉
肩が軽くなる
1 肩の凝りが取れて軽く感じられる。 2 責任や負担などがなくなって、ほっとする。肩の荷が下りる。「任を解かれて—・る」