かんかくてき【感覚的】
[形動]理性ではなく、感覚に働きかけるさま。「—な表現」
かんかくてん【感覚点】
皮膚上に点在する感覚の受容器。触点(圧点)・痛点・温点・冷点の4種がある。
かんかくびょうしゃ【感覚描写】
文学・絵画などで、特に感覚的な印象を重視する描写。
かんかくもう【感覚毛】
外界からの刺激を受容する機能をもつ毛。基部に神経終末が備わっている猫のひげやハエジゴクの葉の毛など。
かんかくや【感覚野】
大脳皮質の頭頂葉中心溝の後ろ側の細長い部分。皮膚からの刺激を感覚神経を通して受け、感覚を生じる場所。上から、下肢・胸腹部・上肢・頭部の順に対応する部位が並ぶ。感覚領。→運動野 →連合野
かんかくりょう【感覚領】
⇒感覚野 (かんかくや)
かんかくろん【感覚論】
経験論の一種。感覚的知覚以前には人間の心は白紙の状態であり、いっさいの認識の起源は感覚にあるとする立場。近代の認識論では、イギリスのロック、フランスのコンディヤックに代表される。
かんかくしつ【感覚質】
⇒クオリア
かんかくしんけいせつ【感覚神経節】
感覚神経の神経細胞体が集まっている部分。脊髄神経節・三叉神経節・膝神経節などがある。
かんかくかびん【感覚過敏】
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの感覚が非常に敏感になっている状態。 [補説]発達障害のある人に多いとされ、日常生活に支障をきたすことがある。