きんちゃくあみ【巾着網】
巻き網の一。大きな帯状の網の裾 (すそ) に締め綱を通してあり、魚群を取り巻いたあと、巾着のように下方を締めて捕る。イワシ・サバ・カツオなどに用いる。
きんちゃくがい【巾着貝】
イタヤガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。殻高4センチくらい。殻は紫赤色で、三角状円形をし、3〜5本の太い放射状の肋 (ろく) があり、巾着に似る。相模湾以南に分布。
きんちゃくきり【巾着切り】
「掏摸 (すり) 」に同じ。
きんちゃくそう【巾着草】
カルセオラリアの別名。
きんちゃくだい【巾着鯛】
スズキ目キンチャクダイ科の海水魚。全長約25センチ。体は卵形で著しく側扁し、黄褐色の地に青色の縦縞がある。本州中部以南の暖海に分布。
きんちゃくむすび【巾着結び】
子供の帯に通して腰に下げる、下げ巾着のひもの結び方。飾りを兼ねる。