ぎんがぐん【銀河群】
数個から数十個程度の銀河の集団。星雲群。
ぎんがけい【銀河系】
太陽系を含む多数の恒星を主体とする天体の集団。直径約10万光年、中心の厚さ1.5万光年、周辺部の厚さ1000光年の凸レンズ状の渦巻銀河または棒渦巻銀河で、回転運動をしている。中心の核部分は古い恒星からなり、円盤状の部分は若い恒星や散開星団・星間物質からなる。その外側には約130個の球状星団などが直径約15万光年の球状に分布しており、ハローとよぶ。中心は射手座 (いてざ) の方向にあり、太陽系は中心から約3万光年離れた所にある。天の川銀河。
ぎんがけいがいせいうん【銀河系外星雲】
⇒銀河2
ぎんがけいないせいうん【銀河系内星雲】
銀河系内にあるガスや微粒子からなるガス状星雲。形から惑星状星雲・散光星雲・暗黒星雲などに分類される。銀河星雲。
ぎんがざひょう【銀河座標】
天球座標の一。銀河系のほぼ中心、天の川を通る天球上の大円を銀河赤道とし、経度・緯度に相当する銀経・銀緯を用いて天体の位置を表す座標。銀河系の構造などを研究するのに利用。
ぎんがせいうん【銀河星雲】
⇒銀河系内星雲
ぎんがだん【銀河団】
数百個ないし数千個の銀河の集団。星雲団。
ぎんがでんぱ【銀河電波】
銀河系内から放出される電波。星間物質による吸収が光より少ないので、銀河系の構造を知る有力な手がかりになる。
ぎんがせいだん【銀河星団】
⇒散開星団
ぎんがせきどう【銀河赤道】
銀河系における天の川を通る大円。銀河座標の銀緯が0度となり、銀河面に含まれる。