[名](スル)
  1. 不足なく十分に備わっていること。「円満—」

    1. 「主格客格の—した本式文句」〈柳田国語将来

  1. 武具甲冑 (かっちゅう) 。特に、「当世 (とうせい) 具足」の略。

  1. 所有すること。

    1. 「四天下に七宝を満 (み) て干の子を—せんとす」〈今昔・一・一〉

  1. 引き連れること。

    1. 「—し奉り、ゆくへもしらぬ旅の空にてうき目を見せ奉らんもうたてかるべし」〈平家・七〉

  1. 道具調度

    1. 「手なれし—なども、心もなくて変はらず久しき、いと悲し」〈徒然・二九〉

自分息子をへりくだっていう語。豚児 (とんじ) 。

出典:青空文庫

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