げっけいうんかく【月卿雲客】
公卿 (くぎょう) と殿上人 (てんじょうびと) 。「—一人も随 (したが) はず」〈平家・一一〉
げっけいかん【月桂冠】
葉のついた月桂樹の枝を輪にして冠としたもの。古代ギリシャで、競技の優勝者などに名誉のしるしとして与えた。転じて、最も名誉ある地位、また、そのしるし。
げっけいこんなんしょう【月経困難症】
月経痛が病的にひどいもの。子宮収縮が強いなどの機能性のものと、子宮や卵巣に病気があるために起こる器質性のものとがある。
げっけいじゅ【月桂樹】
クスノキ科の常緑高木。全体に芳香がある。多数の枝が分かれ、長楕円形の葉を密生する。雌雄異株で、春、黄色の小花が密集して咲く。葉から香料をとり、干した葉は香辛料とする。南ヨーロッパの原産で、日本には明治末期に渡来し、各地で栽培されるが雌木は少ない。ローレル。
げっけいぜんきんちょうしょう【月経前緊張症】
《premenstrual tension》⇒ピー‐エム‐エス(PMS)
げっけいつう【月経痛】
月経に伴って起こる下腹部などの痛み。生理痛。
げっけいへいしき【月経閉止期】
女性が50歳前後になって性ホルモンの分泌が変わり、月経がみられなくなる時期。閉経期。経閉期。
げっけいき【月経期】
月経周期の黄体期に受精卵が着床しなかった場合、子宮内膜が剝離し、排出される時期。黄体が萎縮し、黄体ホルモンの分泌が低下することにより、子宮内膜の機能層が剝離して、血液とともに子宮口から排出される。
げっけいしゅうき【月経周期】
月経が始まってから次の月経の前日まで。通常は28日間。卵巣の状態によって、卵胞期・排卵期・黄体期に、子宮の状態によって、月経期・増殖期・分泌期に分けられる。増殖期は卵巣の卵胞期にあたる時期で、エストロゲンの作用により子宮内膜が増殖し厚くなる。分泌期は卵巣の黄体期にあたる時期で、プロゲステロンやエストロゲンの作用により子宮内膜がさらに厚みを増し、粘液を分泌して受精卵の着床に備える。基礎体温は卵胞期に低温、黄体期に高温となる。
げっけいぜんしょうこうぐん【月経前症候群】
《premenstrual syndrome》⇒ピー‐エム‐エス(PMS)