こうぎょうあんか【工業暗化】
20世紀の初めごろから、工業都市の発展につれて、その付近にすむ蛾に暗色の変異個体が増加する現象。煤煙による生活環境の暗色化に適応して、保護色を選んだと考えられている。
こうぎょうか【工業化】
1 一国の産業構造の中で、農業など第一次産業から、第二次産業、特に工業の占める比重が高まってくること。 2 ある製品を工場で生産できるようにすること。
こうぎょうかがく【工業化学】
化学工業の基礎となる理論および操作を研究する化学。狭義の応用化学。
こうぎょうがっこう【工業学校】
旧制の実業学校の一。工業に関する中等程度の教育を施した。
こうぎょうぎじゅついん【工業技術院】
鉱工業の科学技術に関する試験研究、計量標準の設定、日本工業規格(現・日本産業規格、JIS)の制定などを行った行政機関。昭和23年(1948)工業技術庁の名称で商工省に設置、昭和27年(1952)改称。通商産業省の外局を経て、平成13年(2001)廃止。一部業務は独立行政法人産業技術総合研究所に吸収された。
こうぎょうぎんこう【興業銀行】
「日本興業銀行」の略。
こうぎょうけん【鉱業権】
一定の地域(鉱区)で、鉱物を採掘・取得する権利。土地の所有権とは別個の権利で、経済産業局長の許可を受け、登録して成立する。試掘権と採掘権とがある。
こうぎょうけん【興行権】
脚本・楽譜・映画などの上演・演奏・上映をする独占的な権利。著作権の中に含まれる。また、一般に営利を目的とした興行についての権利。
こうぎょうこう【工業港】
工場の専用埠頭 (ふとう) から貨物船に原材料や製品を直接積み降ろしできる設備をもつ港。
こうぎょうこうとうがっこう【工業高等学校】
工業科の課程だけを置く高等学校。工高。