[形動タリ]白く清らかで汚れのないさま。きょうけつ。
  • 「大いなる鵠 (くぐい) の、—雪の如くなるが」〈鴎外訳・即興詩人
「今日よりは—と遊ぶならん」〈庵の記・行往〉

《「孔」は打ち抜けたあな、「穴」は底のあるあなの意》あな。すきま。

皇居の門。転じて、皇居

[名](スル)
  1. かたくなること。かたくとざすこと。

    1. 「我心のこれが為に—すべきか」〈鴎外訳・即興詩人

  1. 柔らかい組織病的に硬くなった状態炎症鬱血 (うっけつ) が長期に及んで結合組織が増殖し、硬化すること。

《「宋史」王禹偁伝から》人の脂と血。苦心して得た収益のたとえ。

「生活に揉まれ、人々の—に塗 (まみ) れ」〈小林秀雄無常といふ事〉

死体を埋める穴。墓穴。

[名・形動]人柄がりっぱで、利欲のために心を動かさないこと。また、そのさま。「—の士」「—な人柄
[派生]こうけつさ[名]

出典:青空文庫

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