高木は風に折らる
高い木ほど風当たりが強く折れやすい。地位や名声の高い人ほど他からねたまれて身を滅ぼしやすいことのたとえ。
こうぼくげんかい【高木限界】
高木の生育が不可能となる限界線。高山や高緯度地方にみられる。樹木限界。喬木 (きょうぼく) 限界。
こうぼくしかい【槁木死灰】
《「荘子」斉物論から》肉体は枯れた木のようであり、心は冷たい灰のようであること。心身に生気・活力・意欲などのないことのたとえ。
こうぼくそう【高木層】
森林の最上層の林冠を構成する部分。草本層・低木層に対していう。
こうぼくたい【高木帯】
植物の垂直分布帯の一。高木が主となって生育している区域。本州中部地方では標高約2500メートル以下にみられる。喬木 (きょうぼく) 帯。