掌上に運らす
《「孟子」公孫丑から》手のひらの上で物を転がすことから転じて、自由にあやつる、思いのままに行う。
しょうじょうあし【猩猩足】
花台・置物台などの脚を装飾的に曲線状としたもの。鷺 (さぎ) 足と猫足の中間の高さのものをいう。
しょうじょういし【清浄石】
手水鉢 (ちょうずばち) のそばに据えておく石。のぞき石。
しょうじょうえび【猩猩蝦】
十脚目オキエビ科の甲殻類。体長約8センチのエビ。全身朱紅色。第1・第2歩脚ははさみ状になっている。深海産で、日本では駿河湾にすむ。
しょうじょうか【鐘状花】
⇒鐘形花 (しょうけいか)
しょうじょうがい【猩猩貝】
ウミギクガイ科の二枚貝。貝殻は球形で厚く、殻長約10センチ。緋紅色で、殻表は長短さまざまの針状、棒状の突起で覆われる。暖・熱帯の海岸の岩礁に左殻の殻頂部で固着する。
しょうじょうかざん【鐘状火山】
⇒溶岩円頂丘 (ようがんえんちょうきゅう)
しょうじょうきょう【小乗経】
小乗仏教の経典。北方仏教の四阿含 (しあごん) 経、南方仏教の五ニカーヤなど、四諦・十二因縁を説いたもの。
しょうじょうこう【猩猩講】
大酒飲みの寄り合い。「長崎の港にして—を結び」〈浮・二十不孝・五〉
しょうじょうごう【正定業】
浄土教で、阿弥陀仏の名号を唱えること。それが必ず極楽往生を保証する行為であるところからいう。