証文の出し後れ
証文を差し出すべき時機を失する意から、手遅れで何の効力もないことのたとえ。
証文を巻く
⇒巻く11
しょうもんかい【声聞界】
仏語。十界の一。声聞の境界。
しょうもんじ【声聞師】
⇒唱門師 (しょうもんじ)
しょうもんじ【唱門師】
中世、祈祷 (きとう) ・卜占 (ぼくせん) や祝福芸能を業とした下級の陰陽師 (おんようじ) 。室町時代には奈良興福寺に座が結成されたほか、京都など各地に存在し、曲舞 (くせまい) ・猿楽などの芸能を行ったが、江戸時代には賤民 (せんみん) 化した。声聞師 (しょうもんじ) 。しょうもじ。しょもじ。
しょうもんじょう【声聞乗】
仏語。二乗・三乗の一。自己の悟りのみを目的とする声聞のために説かれた教え。→縁覚 (えんがく) 乗
しょうもんそう【声聞僧】
自己の悟りのみを求めて修行する小乗の僧。
しょうもんち【証文地】
⇒朱印地
しょうもんのじってつ【蕉門の十哲】
芭蕉門下の10人のすぐれた俳人。ふつう、榎本其角 (えのもときかく) (宝井其角)・服部嵐雪 (はっとりらんせつ) ・向井去来・内藤丈草・杉山杉風 (すぎやまさんぷう) ・志太野坡 (しだやば) ・越智越人 (おちえつじん) ・立花北枝・森川許六・各務支考 (かがみしこう) をいうが、異説もある。蕉門十哲。