心頭を滅却すれば火も亦涼し
無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺の快川紹喜が織田信長に攻められ火をかけられた時に、この偈 (げ) を発したという。
しんとうあつ【浸透圧】
半透膜を境にして溶液と溶媒とが接触し、浸透の現象が起こるときの両方の圧力の差。溶液の濃度が低い場合には、濃度と絶対温度に比例する。
しんとうごぶしょ【神道五部書】
伊勢神道で根本教典とされる5部の書。すなわち天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記・伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記・豊受皇太神宮御鎮座本紀・造伊勢二所太神宮宝基本紀・倭姫命世記。
しんとうさきがけ【新党さきがけ】
平成5年(1993)自由民主党を離党した武村正義らが結成した保守政党。細川・村山の両連立内閣に参加。平成8年(1996)に菅直人・鳩山由紀夫ら幹部が離脱し民主党を結成すると衰え、平成16年(2004)に解散した。
しんとうじゅうさんぱ【神道十三派】
⇒教派神道 (きょうはしんとう)
しんとうしゅうせいは【神道修成派】
教派神道の一。明治9年(1876)に新田邦光 (にったくにてる) を教祖として一派独立。儒教と神道の折衷的教義を形成。教庁は東京都杉並区。修成派。
しんとうしれい【神道指令】
昭和20年(1945)GHQが日本政府に対して発した覚書。国家神道の廃止、政治と宗教の徹底的分離、神社神道の民間宗教としての存続などを指示した。
しんとうたいきょう【神道大教】
教派神道の一。一派として独立できない神道系諸教派の統轄的機能を果たすものとして形成された教派。初め神道(本局)と称したが、昭和15年(1940)に現名に改称。八百万神 (やおよろずのかみ) の恩恵によって国民すべてがその徳化に浴することを目的とする。初代管長は稲葉正邦。本部は東京都港区。
しんとうたいせいきょう【神道大成教】
教派神道の一。幕末に外国奉行などを務めた平山省斎 (ひらやませいさい) が組織。明治15年(1882)に一派独立。随神 (かんながら) の道を目的とし、静座などの修行を重んじるとともに、西洋の諸科学や実用主義を取り入れている。本部は東京都渋谷区。大成教。
しんとうだいち【新党大地】
平成17年(2005)設立の政治団体。収賄容疑で逮捕され自由民主党を離党、議員を辞職した鈴木宗男が、地元北海道に地域政党として結成。同年の衆院選で鈴木が再選。平成23年(2011)に民主党などを離党した国会議員が合流し国政政党として「新党大地・真民主」を結成。平成24年(2012)11月、衆議院選を前に「新党大地・真民主」の名称を「新党大地」に変えて統一したが、同選挙で議席を減らし政党要件を失った。(2014年11月現在)