じっけんしつ【実験室】
科学研究を目的とした実験を行うための部屋。「理科の—」
じっけんろ【実験炉】
原子炉の開発において、初期段階に、基礎的な研究開発を行うために建設・運転される小規模な原子炉。実験炉で得られた技術・経験・データをもとに原型炉が建設される。研究炉。→常陽 →イーター(ITER)
じっけんく【実験区】
対照実験で比較対象を設定する際、実際に特定の条件を課して行われる一連の実験。実験を行わない、または特定の条件を除外して行われる一連の実験は対照区とよばれる。実験群。
じっけんぐん【実験群】
⇒実験区
じっけんけいかくほう【実験計画法】
ある観察対象について、特定の因子の効果の有無を調べたり、正確で効率のよい実験計画と分析方法を研究する、数理統計学の応用分野。20世紀初頭、英国の統計学者R=A=フィッシャーが農業実験について提唱した三原則、反復・無作為化・局所管理が知られる。
じっけんしつけい【実験室系】
二つの粒子が衝突や散乱をする場合に、標的となる粒子が最初に原点に静止するようにとった座標系。→重心系
じっけんようさんきゃく【実験用三脚】
⇒三脚台
じっけんこうぼう【実験工房】
昭和26年(1951)に結成された、前衛的な芸術家グループ。命名は詩人の滝口修造。結成メンバーは武満徹・山口勝弘など。
じっけんこうこがく【実験考古学】
遺跡から発掘・出土した遺物について、その製作法や使用法を実験的に再現する考古学の一分野。先史時代と同じ条件での石器・土器などの製作や、石斧で木を伐り倒すなどして検証する。