せっしょくはんのう【接触反応】
液体や気体と固体との接触面、すなわち不均一相の界面で進行する触媒反応。
せっしょくぶんかい【接触分解】
軽油や重油を、触媒を用いて加熱分解し、高オクタン価のガソリンを製造すること。クラッキング。
せっしょくへんせいがん【接触変成岩】
接触変成作用を受けてできる変成岩。ホルンフェルスなど。熱変成岩。
せっしょくへんせいさよう【接触変成作用】
岩石中にマグマが貫入すると、接触部の温度が上昇し、鉱物組成や岩石の組織が変わること。熱変成作用。
せっしょくへんせいたい【接触変成帯】
貫入したマグマによって接触変成作用を受けた範囲。
せっしょくほう【接触法】
一般に、触媒を用いる合成法。ふつうは固体触媒を用いる硫酸の工業的製法をさす。触媒に酸化バナジウムを用いて二酸化硫黄を三酸化硫黄とし、これを希硫酸に吸収させて濃硫酸とするなど。
せっしょくがたアイシーカード【接触型ICカード】
《contact type IC card》ICカードの一。カード内部にICやLSIを内蔵し、カード表面の接点を通じて各種データのやりとりをする。→非接触型ICカード
せっしょくさんかしょり【接触酸化処理】
微生物が付着した礫 (れき) などに下水を接触させ、酸素を送り込んで有機物の分解を進める処理法。接触酸化法。
せっしょくさんかほう【接触酸化法】
⇒接触酸化処理
せっしょくでんあつ【接触電圧】
落雷時にアースを施した建物などに人間の手が触れているとき、その接触点と足の間に生じる電位差。