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そうぜん とは？ 意味・読み方・使い方

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そう‐ぜん〔サウ‐〕【▽生前】
の解説

《「そう」は「しょう」の直音表記》生きている間。せいぜん。しょうぜん。

「—の親ならむ」〈堤・虫めづる姫君〉

そう‐ぜん〔サウ‐〕【窓前】
の解説

まどのまえ。まどのそば。

そう‐ぜん【僧膳】
の解説

僧に供するための食膳。

「いそぎ—仕立て、御堂へ送りけり」〈義経記・七〉

そう‐ぜん〔サウ‐〕【霜×髯】
の解説

霜のように白いほおひげ。

そう‐ぜん〔サウ‐〕【×愴然】
の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］悲しみに心をいためるさま。
  • 「艦上に黙して立つ人をして、—として涙あらしむ」〈独歩・愛弟通信〉

そう‐ぜん〔サウ‐〕【×蒼然】
の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］

  1. １ あおあおとしているさま。「—たる月光」

  1. ２ 薄暗くぼんやりしているさま。「—たる暮色に閉ざされる」

  1. ３ 古び、色あせているさま。「古色—」

類語
関連語

そう‐ぜん〔サウ‐〕【騒然】
の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］ざわざわとさわがしいさま。また、不穏で落ち着かないさま。「場内が—となる」「物情—」

そう‐ぜん〔サウ‐〕【×鏘然】
の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］玉・金属などが鳴り響くさま。
  • 「鎖ばかりは敷石の上に落ちて—と鳴る」〈漱石・倫敦塔〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

そうぜん の例文(52)

出典：青空文庫

  • ･･･だった僕には少からず愴然の感を与えた。この感銘の残っていたからで･･･ 芥川竜之介「島木赤彦氏」

  • ･･･輪廓は、生前と少しもちがわない。が、どこかようすがちがう。脣の色･･･ 芥川竜之介「葬儀記」

  • ･･･……まずは生前のご挨拶まで」　僕は返事のペンを執りながら、春寒の･･･ 芥川竜之介「追憶」

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