ちからずもう【力相撲】
技よりも力に頼ってとる相撲。また、両力士が十分に力を出し合って勝負する相撲。
ちからぜめ【力攻め】
策略を用いず、武力にまかせて攻めること。「この城の為体 (ていたらく) 、—にし候はば、左右 (さう) 無く落つべからず候」〈太平記・六〉
ちからぞえ【力添え】
[名](スル)他人の仕事を手助けすること。力を貸すこと。助力。援助。「よろこんでお—します」
ちからだけ【力竹】
茶室で、下地窓の外側に、壁の補強と装飾を兼ねて立てられる竹の柱。間柱 (あいばしら) 。
ちからだて【力立て】
力のあることを自慢すること。うでだて。「平常 (つね) の—は空 (から) いばりとけなされて」〈一葉・たけくらべ〉
ちからだのみ【力頼み】
力としてたよりにすること。心強いよりどころとすること。「先輩を—にする」
ちからだめし【力試し】
体力や能力の程度をためすこと。「—に模擬テストを受ける」
ちからづな【力綱】
1 力を出すために握る綱。特に、分娩時に産婦がいきむために握る綱。 2 すがって頼りにするもの。「友情を—にして生きる」
ちからぬけ【力抜け】
[名](スル)心の張りを失うこと。落胆すること。「試合が延期になって—する」
ちからぬの【力布】
1 和服の袖付け・八つ口止まり、洋服のボタン・スナップを縫いつける部分などに補強のために当てる小さな布。ちからぎれ。 2 裁断した角のほつれを防ぐために当てる共切れ。 3 和服で、絹布・薄物のひとえ物の肩明き部分につける細い斜め布。