でんしせん【電子戦】
敵の電子兵器の使用を妨害し、味方の兵器を有効に使用するための諸方策。
でんしせん【電子線】
真空中に放射された高速度の電子の流れ。X線管・ブラウン管・電子顕微鏡などで利用。電子ビーム。EB(electron beam)。
でんしせんかいせつ【電子線回折】
電子線が光と同じように回折現象を示すこと。電子の波動性によって起こる。電子回折。
でんしタグ【電子タグ】
《electronic tag》⇒ICタグ
でんしちず【電子地図】
地形・地物などの地図情報を、デジタル化された数値データとして記録した地図。コンピューターで直接、表示・編集・加工することを前提とする。拡大・縮小が自由、立体表示が可能、切れ目がない、目的物を絞って検索できるなどの利点がある。カーナビゲーションシステムの地図もその一例。数値地図。コンピューターマップ。デジタルマップ。→デジタルマッピング
でんしついけつごう【電子対結合】
⇒共有結合
でんしつうか【電子通貨】
《electronic money》⇒電子マネー
でんしてちょう【電子手帳】
電卓機能を拡張した文書作成機能と記憶部を備えた手帳大のコンピューター。スケジュール・住所などの管理のほか、ICカードを用いて辞典類としても利用できる。商標名。
でんしでんたつけい【電子伝達系】
生体での酸化還元反応において、電子が次々に受け渡されて行われる反応系。細胞呼吸の呼吸鎖、光合成などにみられる。
でんしとうひょう【電子投票】
コンピューターやネットワークを利用した投票。特に、選挙において、投票所に設置された電子投票機で候補者名を入力・記録する投票方法のこと。 [補説]平成14年(2002)施行の「電磁記録投票法(電子投票法)」により、地方公共団体の長と議員の選出に限り採用されている。投票の簡素化、開票の迅速化、疑問票・無効票の減少などがねらいだが、個人情報の漏洩 (ろうえい) 、投票結果の改竄 (かいざん) などの危険性がある。