とくいがお【得意顔】
[名・形動]いかにも誇らしげな顔つきをすること。また、そのさま。したり顔。じまん顔。「—に鼻をうごめかす」
とくいさき【得意先】
いつも品物を買ってくれる客。また、ふだん取引する相手。取引先。顧客 (こかく) 。「—をまわる」
とくいじどう【特異児童】
教育上特別な配慮を要する児童。心身障害児・学業不振児など。広義には、天才児・英才児を含めることもある。
とくいせい【特異性】
1 そのものに備わっている特殊な性質。特殊性。 2 抗体の、特定の抗原とだけ反応する性質。また、酵素の、特定の基質と結合することによってだけ作用する性質。
とくいたいしつ【特異体質】
普通の体質では反応しない食物や薬物などに対して、異常な反応を起こす体質。アレルギー体質のほか胸腺 (きょうせん) リンパ体質・滲出 (しんしゅつ) 性体質などがある。
とくいてん【特異点】
1 曲線・曲面上で、接線や接平面が存在しないか二つ以上ある点。 2 重力の固有の大きさが無限大になってしまう点。ブラックホールは宇宙の特異点である。時空の特異点。 3 ⇒技術的特異点
とくいば【得意場】
得意先。「—廻 (まわり) をして来た小僧の一人が」〈秋声・新世帯〉
とくいび【特異日】
ある天候が、偶然とは思われないほど高い確率で現れる特定の日。2月7日の春一番、11月3日の秋晴れなど。
とくいまわり【得意回り】
商用などで取引先を訪ねること。
とくいまんめん【得意満面】
[名・形動]得意そうな気持ちが顔じゅうに満ちあふれること。また、そのさま。「—な(の)笑 (え) みを浮かべる」