淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず
《「漢書」董仲舒伝から》岸辺に立って魚が欲しいとただ眺めているよりは、家に帰って魚を捕る網を編んだほうがいい。具体的に努力すべきであるという戒め。
ふちあんない【不知案内】
[名・形動]ようすや事情を知らないこと。また、そのさま。不案内。「その間 (かん) の消息は一向に—なんだが」〈里見弴・今年竹〉
ふちかた【扶持方】
1 扶持給付に関する事柄。また、その事務を取り扱う者。 2 扶持。また、食いぶち。
ふちかたぼう【扶持方棒】
《扶持を受けている人の持つ棒の意》身分の低い武士の刀をあざけっていう語。「命と釣り替への—を忘れたとは」〈伎・桑名屋徳蔵〉
ふちだか【扶持高】
扶持米の石高。
ふちにん【扶持人】
扶持を受けている家来。
ふちふしき【不知不識】
しらずしらずのうちであること。「—の間」
ふちまい【扶持米】
扶持として給与される米。俸米 (ほうまい) 。