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[副]

  1. 炎などがかすかに揺れ動くさま。ゆらゆら。

    1. 灯影の—と覚束なくも漂いつつ」〈紅葉・不言不語〉

  1. 着物の裾がちらちらとひるがえるさま。ひらひら。

    1. 「裾も—踏みかへす」〈浄・先代萩

  1. ある状況が少しずつ現れるさま。ちらほら。

    1. 「塢 (どて) の桜も—と咲き初めたるよし」〈人・清談若緑・初〉

[副]中がうつろで広いさま。
  • 「内は—、外 (と) はすぶすぶ」〈・上〉
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