みたらしえ【御手洗会】
京都の下鴨 (しもがも) 神社で行われる神事。毎年7月、土用の丑 (うし) の日に、参拝者が社前の御手洗川に足をつけて無病息災を祈る。昔は6月20日から月末まで行われた。《季 夏》
みたらしがわ【御手洗川】
神社の近くを流れていて、参拝人が口をすすぎ手を洗い清める川。京都の下鴨神社のものが有名。
みたらしだんご【御手洗団子】
米粉のだんごを串 (くし) にさし、軽く焼いて砂糖醤油 (じょうゆ) をからめたもの。京都の下鴨神社の御手洗会の時に茶屋で売られる。《季 夏》
みたらしまいり【御手洗参り】
京都の下鴨神社の御手洗会に参詣すること。納涼をかねて御手洗川に足をつけて、無病息災を祈る行事。昔は「糺 (ただす) の涼み」といわれた。御手洗詣 (もう) で。糺参り。
みたらしまつり【御手洗祭】
京都の北野天満宮で、7月7日に行われる祭り。祭神菅原道真 (すがわらのみちざね) の神前へ、神宝松風の硯 (すずり) と梶 (かじ) の葉を供え、御手水 (おちょうず) を献じる。北野御手水。