むえんぼち【無縁墓地】
弔う縁者がいない死者のための墓地。
むえんぼとけ【無縁仏】
弔ったり供養したりする縁者がいない死者。またその霊魂。
むえんバター【無塩バター】
製造の際に食塩を加えないバター。ケーキなど菓子の材料に多く用いる。 [補説]原料となる生乳に微量の塩分が含まれているため、厚生労働省の定める栄養表示基準では「食塩不使用バター」と表示される。製法によって、無塩発酵バターと無塩非発酵バターに分類される。
むえんタバコ【無煙タバコ】
火を付けず、煙を出さずに味わうタバコ。かぎタバコや噛みタバコなど。
むえんしゃかい【無縁社会】
社会の中で孤立して生きる人が増加している現象を表す言葉。平成22年(2010)にNHKの報道番組の中で用いられた造語。未婚・非婚率の上昇、家族・親族や地域社会における人間関係の希薄化、個人情報保護の行き過ぎ、終身雇用制の崩壊、長期にわたる不況などが原因とされ、孤独死の増加といった問題が生じている。