ゆうきたいせつ【有機体説】
社会は生物有機体のような構造をもつ有機的結合の実体であるとする社会理論。18、9世紀に西欧に発達。スペンサー・リリエンフェルト・シェフレなどによって主張された。
ゆうきちょうえき【有期懲役】
期間の定まっている懲役。1か月以上20年以下の期間の定めがある。 [補説]令和7年(2025)から懲役刑と禁固刑が「拘禁刑」に一本化されるのに伴い、「有期拘禁刑」に名称が変更される。
ゆうきつむぎ【結城紬】
茨城県結城地方に産する絹織物。縦糸・横糸ともに紬糸で織り、地質は堅牢 (けんろう) 。絣 (かすり) や縞を主とする。重要無形文化財、また無形文化遺産に登録。
ゆうきてき【有機的】
[形動]有機体のように、多くの部分が緊密な連関をもちながら全体を形作っているさま。「—な構造」
ゆうきのうぎょう【有機農業】
有機栽培で行う農業。安全で味のよい農産物の生産をめざす。
ゆうきのうさくぶつ【有機農作物】
⇒有機農産物
ゆうきのうさんぶつ【有機農産物】
農薬や化学肥料を原則として使用せず、堆肥などによって土づくりを行った水田や畑で栽培された農産物。「有機農産物」と表示して販売するためには、国が認めた登録認定機関による有機JAS認定を取得する必要がある。認定を受けた商品は有機JASマークを貼付して販売することができる。有機JAS規格を満たすには、水稲や野菜など一年生作物は植え付けや種まきの前2年以上、果物などの多年生作物については3年以上、禁止されている農薬や化学肥料を使用していない水田や畑で栽培された農作物であることが求められる。有機農作物。有機野菜。オーガニック農産物。→ジャス(JAS)
ゆうきはんどうたい【有機半導体】
半導体に似た電気的特性を示す有機化合物。フタロシアニン、ポリアセチレン、多環式芳香族化合物などがある。有機ELディスプレー、有機薄膜型太陽電池などに応用されている。
ゆうきひでやす【結城秀康】
[1574〜1607]江戸初期の武将。徳川家康の次男。羽柴秀吉の養子となり、のち下総の結城晴朝の養子となる。関ヶ原の戦いののち、松平姓に戻り、福井藩主として越前67万石を領した。
ゆうきひりょう【有機肥料】
動植物質の肥料。緑肥・堆肥 (たいひ) ・糞尿 (ふんにょう) ・魚肥など。化学肥料に対していう。有機質肥料。