《Isaakievskiy sobor/Исаакиевский собор》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグの中心部にあるロシア正教会の大聖堂。ピョートル1世が建てた教会に起源し、再建が繰り返された後、現在の聖堂は19世紀半ば、アレクサンドル1世の時代にフランスの建築家オーギュスト=ド=モンフェランの設計により完成。ロシアのビザンチン建築を基本とする新古典主義様式の重厚な外観をもつ。高さ101メートルの世界最大級の教会建築であり、帝政ロシアのシンボルとされる。1990年、「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。聖イサク寺院。