《Euboia/Εύβοια》ギリシャ、エーゲ海西部の島。古代名エウボイア島。ベネチア共和国時代はネグロポンテ島とよばれた。ギリシャ本土の東岸に沿って北西から南東に延びる。中心都市ハルキダと本土の間は最狭部が約40メートルの海峡で隔てられ、2本の橋が架かる。紀元前2000年初期以降、イオニア人の居住地となり、前8世紀頃よりハルキス・エレトリアなどの都市国家が生まれ、前3世紀にマケドニアに征服され、2世紀に古代ローマの属州となった。以降、ベネチア・オスマン帝国などの支配下に置かれ、19世紀よりギリシャ領。エボイア島。ユービア島。