ガラパゴスか【ガラパゴス化】
[名](スル)(ガラパゴス諸島の生物進化のように)周囲とは懸け離れた、独自の進化をすること。特に、IT技術やインフラ、サービスなどが国際規格とは違う方向で発達すること。日本の携帯電話など、高度で多機能であるが特殊化されていて世界市場では売りにくいものについていう。「—する日本の製造業界」
ガラパゴスしょとう【ガラパゴス諸島】
《Galápagosはスペイン語で亀の意》太平洋の赤道直下にある火山性諸島。エクアドルに属し、主島はイサベラ島。面積7680平方キロメートル。ガラパゴスゾウガメ、ガラパゴスリクイグアナ、ウミイグアナなど固有の動植物が生息。ダーウィンが、島ごとに生物が微妙に違うところから進化論のヒントを得たといわれる。1978年、世界遺産(自然遺産)に登録。2001年には周辺の海洋保護区が追加登録された。コロン諸島。
ガラパゴスけいたい【ガラパゴス携帯】
《多く「ガラパゴスケータイ」と書く》ガラパゴス化した携帯電話。日本独自の市場で特殊な多機能化が進んだフィーチャーホンなどの携帯電話をさす。また、マルチタッチ式のスマートホンに対し、従来からあるボタン式の携帯電話をいうこともある。ガラケー。