グリーンすいそ【グリーン水素】
水を電気分解して水素を生成する際、天然ガス改質による生成法に比べて二酸化炭素排出量が40パーセント以下のもの。→グレー水素
グリーンウオッシュ【greenwash】
《「うわべの飾り、ごまかし」を意味するwhitewashのホワイトをグリーンに置き換えた造語》企業などが、あたかも環境に配慮しているかのように装いごまかすこと。グリーンウオッシング。「—企業」「—債券」
グリーンウォッシュさいけん【グリーンウォッシュ債券】
実際には環境を改善する効果がない、あるいは、調達した資金が適正に環境事業に充当されていないにもかかわらず、グリーンボンド(環境事業に必要な資金を調達するために発行される債券)と称する債券。→グリーンウォッシュ
グリーンリース【green lease】
環境負荷低減に配慮した建物を貸し出し、所有者と借り主が協働して、省エネや光熱費削減に取り組むこと。
グリーンアンモニア【green ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを使用し、水を電気分解して生成した水素と、空気中の窒素を反応させることで得られる。その製造過程において、二酸化炭素を排出しない。→ブルーアンモニア →ブラウンアンモニア
グリーンフレーション【greenflation】
地球温暖化に関する種々の環境対策に起因する物価上昇。脱炭素化を意味するグリーンと、継続的な物価上昇を意味するインフレーションからの造語。再生可能エネルギーの推進によるエネルギーや金属材料の価格上昇、バイオ燃料への転換による農作物の価格上昇など、複合的に引き起こされる物価上昇をさす。
グリーンスチール【green steel】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えた製鉄技術による鉄鋼。水素還元製鉄などによる。ゼロエミッションスチール。ゼロカーボンスチール。低炭素鉄鋼。脱炭素鋼。
グリーンスローモビリティー【green slow mobility】
時速20キロメートル未満で公道を走ることができる小型の電気自動車。また、それを活用した移動サービス。GSM。グリスロ。