サイクロトロンうんどう【サイクロトロン運動】
一様な磁場のもと、荷電粒子が磁場からローレンツ力を受けて起こす円運動。
サイクロトロンきょうめい【サイクロトロン共鳴】
《cyclotron resonance》金属や半導体中の自由電子が磁場中で等速円運動を行い、この運動の角振動数に共鳴する電磁波を吸収する現象。
サイクロトロンほうしゃ【サイクロトロン放射】
磁場内で荷電粒子が円運動または螺旋運動するときに放射される電磁波。また、荷電粒子の速度が光速に近い場合の放射をシンクロトロン放射という。
サイクロトロンしんどうすう【サイクロトロン振動数】
一様な磁場のもと、荷電粒子がサイクロトロン運動という円運動をとるときの角振動数。粒子の電荷をq、質量をm、速さをvとすると、磁束密度Bの下でのサイクロトロン振動数ωは、ω=qB/mと表される。ジャイロ振動数。
サイクロトロンはんけい【サイクロトロン半径】
⇒ラーモア半径