サイバーはんざい【サイバー犯罪】
《cyber crime》⇒コンピューター犯罪
サイバーはんざいじょうやく【サイバー犯罪条約】
《convention of cybercrime》コンピューター犯罪に国際的に対処するための国際条約。CE(欧州評議会)が起草し、2001年11月、日本・米国・欧州各国など30か国により採択。正式名称は「サイバー犯罪に関する条約」。
サイバービジネス【cyber business】
インターネットなどのコンピューターネットワーク上で行われている事業全般。具体的にはオンラインショップ、オンライントレード、ネットオークション、コンテンツ配信サービスをはじめとする電子商取引全般やインターネット広告事業をさす。インターネットビジネス。オンラインビジネス。ネットビジネス。
サイバーモール【cyber mall】
⇒ECモール
サイバーくうかん【サイバー空間】
「サイバースペース」に同じ。
サイバーだいがく【サイバー大学】
福岡市に本部のある私立大学。平成19年(2007)の開設。日本初の株式会社立の大学。
サイバーインテリジェンス【cyber intelligence】
コンピューターネットワーク上で行われる諜報 (ちょうほう) 活動。特定の国家・組織・企業に対し、サイバー攻撃をしかけたり、コンピューターウイルスを埋め込んだ電子メールを送りつけたりして、安全保障や軍事上の機密情報を窃取 (せっしゅ) する行為などをさす。サイバー諜報活動。
サイバーセキュリティー【cyber security】
サイバー攻撃に対する防御行為。コンピューターへの不正侵入、データの改竄 (かいざん) や破壊、情報漏洩 (ろうえい) 、コンピューターウイルスの感染などがなされないよう、コンピューターやコンピューターネットワークの安全を確保すること。CS(cyber security)。 [補説]サイバーセキュリティー基本法では、「電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式により記録され、又は発信され、伝送され、若 (も) しくは受信される情報の漏 (ろう) えい、滅失又は毀損 (きそん) の防止その他の当該情報の安全管理のために必要な措置並びに情報システム及び情報通信ネットワークの安全性及び信頼性の確保のために必要な措置が講じられ、その状態が適切に維持管理されていること」と定義している。
サイバーちょうほうかつどう【サイバー諜報活動】
《cyber intelligence》⇒サイバーインテリジェンス
サイバーせんそう【サイバー戦争】
コンピューターネットワーク上で行われる戦争。敵性国家が仕掛けたサーバーテロに対する自国の機密情報システムの防護・反撃など、ネット上での攻防戦をさす。サイバー空間は、陸・海・空・宇宙に次ぐ5番目の戦場と認識されている。