バルーンかくちょうじゅつ【バルーン拡張術】
バルーンやバルーンを装着したカテーテルや内視鏡を使用して、尿道・血管・消化管などの狭窄・閉塞した部分を拡張する治療技術。 [補説]バルーンカテーテルを用いる経皮的血管形成術(PTCA)の他に、尿道にバルーンを挿入して排尿障害を改善する治療法や、バルーンを装着した内視鏡を使用して消化管・胆管・気管支などの狭窄・閉塞を拡張する治療法など(経皮的バルーン拡張術)があり、前立腺肥大や、食道アカラシア・総胆管結石・クローン病に伴う狭窄、気管支狭窄などの治療に用いられる。
バルーンカテーテル【balloon catheter】
冠動脈疾患の治療に用いられるバルーンのついた特殊なカテーテル。大腿 (だいたい) 部などからカテーテルを冠状動脈に挿入して膨らませ、狭窄 (きょうさく) 部分を拡張する。この治療法を経皮的冠動脈形成術(PTCA)という。
バルーンパンツ
《(和)balloon+pants》腰回りからひざ下にかけて風船のように膨らんだパンツ。 [補説]英語ではbloomers
バルーンスカート【balloon skirt】
《balloonは風船の意》腰回りや裾部分に、丸くやわらかいふくらみをもたせたスカート。
バルーンカイフォプラスティ【balloon kyphoplasty】
脊椎圧迫骨折の治療法の一つ。先端にバルーンがついた器具を骨折部位に挿入して、バルーンを膨らませ、つぶれるように折れた骨を元の形に戻し、医療用セメントを注入する。経皮的後弯矯正術。バルーン椎体形成術。BKP(balloon kyphoplasty)。
バルーンついたいけいせいじゅつ【バルーン椎体形成術】
⇒バルーンカイフォプラスティ
バルーンないしきょう【バルーン内視鏡】
先端に風船のように膨らむ器具(バルーン)を装着した内視鏡。主に小腸の診断・治療に用いられる。バルーンを膨らませて腸管の内壁を把持しながら移動し、従来の内視鏡では困難だった小腸の深部まで到達できる。
バルーンチップ【balloon tip】
コンピューターやスマートホンの操作画面に表示される、漫画の吹き出しのような形のツールチップ。バルーン表示。バルーンヒント。
バルーンひょうじ【バルーン表示】
⇒バルーンチップ
バルーンヒント【balloon hint】
⇒バルーンチップ