いっぽんしょうぶ【一本勝負】
柔道・剣道などの試合で、所定時間内に技を一本取れば勝敗が決まる方式。
いっぽんぜおい【一本背負い】
柔道・相撲で、相手の片手をつかんで肩にかつぎ、背負うようにして前に投げる技。
いっぽんだち【一本立ち】
[名](スル) 1 広い所に樹木などが1本だけ立っていること。 2 他人から援助を受けず、独立して物事をすること。「親元を離れ、—して事業を始める」 3 自分一人で仲間のないこと。孤立。「親王は—、誰かしづく者もなく」〈浄・用明天王〉
いっぽんちょうし【一本調子】
[名・形動]《「いっぽんぢょうし」とも》調子が同じで、変化に乏しいこと。また、そのさま。単調。「—な歌」「—な講義」
いっぽんづり【一本釣(り)】
[名](スル) 1 1本の釣り糸に1個の釣り針をつけてカツオやイカなどを釣る漁法。 2 複数の人を勧誘するときに、ねらいをつけた一人一人を個々に説得していくこと。「優秀な人材を—する」
いっぽんどっこ【一本独鈷】
仏具の独鈷に似た文様をひと筋織り出した博多織。男帯に用いられる。
いっぽんのごしょどころ【一本御書所】
平安時代、流布している書物を別に1本書写して所蔵していた役所。いっぽんごしょどころ。
いっぽんば【一本歯】
修験者 (しゅげんじゃ) などの履く、一枚歯の高足駄。
いっぽんばし【一本箸】
死者に供える一膳飯に突き立てる、1本の箸。
いっぽんばし【一本橋】
丸太を1本渡して橋としたもの。丸木橋。