一目置く
《囲碁で弱い者が先に一つ石を置いて勝負を始めるところから》自分より相手が優れていることを認め、一歩を譲る。強めて「一目も二目も置く」ともいう。「だれもが—・く人物」
いちもくきんこうひょう【一目均衡表】
株式や為替の相場をテクニカル分析するためのチャートの一。移動平均などから計算した四つの線、当日の終わり値を過去にずらした線、蝋燭足などから値動きを予想する。売りと買いの均衡が崩れたとき、その方向に値が動くという推論に基づく。 [補説]昭和11年(1936)に新聞記者だった細田悟一が、一目山人 (いちもくさんじん) というペンネームで発表した。
いちもくさん【一目散】
(多く「一目散に」の形で副詞的に用いる)わき目もふらずに走ること。一散 (いっさん) 。「—に逃げる」「—に駆けだす」
いちもくじゅうぎょう【一目十行】
ひとめで10行も読み下すこと。読書力のすぐれていること。
いちもくりょうぜん【一目瞭然】
[形動][文][ナリ]ひと目見ただけではっきりとわかるさま。「グラフにすれば—だ」
一目も二目も置く
「一目置く」を強めていう語。「世間から—・かれる傑物」