一節（ひとふし）とは？意味・読み方・使い方

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ひと‐ふし【一節】
の解説

１竹・木・草などの一つの節。

２音楽などのひと区切り。1曲。また、一節 (いっせつ) 。「さわりを—聞かせる」

３一つの特有の点。ひとかど。
1. 「—あはれともをかしとも聞きおきつるものは」〈枕・四〇〉

４一つのけじめとなった事柄。さきの折。
1. 「君の御身には、かの—の別れより」〈源・若菜下〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

一節の例文(30)

出典：青空文庫

･･･と云う意味を述べた一節がある。現代の作家は彼の云う通り大抵この傾･･･芥川竜之介「「菊池寛全集」の序」
･･･八節と馬可伝の第九章一節とにあると云うベリンググッドの説を挙げて･･･芥川竜之介「さまよえる猶太人」
･･･お前たちに与えられた一節だった。若しこの書き物を読む時があったら･･･有島武郎「小さき者へ」

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