ふどうさんほけん【不動産保険】
家屋など不動産に生ずる損害を塡補 (てんぽ) することを目的とする保険。
ふどうさんゆうしそうりょうきせい【不動産融資総量規制】
⇒総量規制3
ふどうさんりゅうどうかじぎょう【不動産流動化事業】
新築または改築・改造して価値を高めた商業ビルや住宅ビルなどを売却して収益を上げる事業。
ふどうさんたんぽがたせいかつしきん【不動産担保型生活資金】
自宅を担保として老後の生活資金を低利で貸し付ける制度。土地・住宅を所有し、将来も住み続けることを希望する、65歳以上の高齢者で構成される低所得世帯が対象。厚生労働省が定め、都道府県社会福祉協議会が実施する、生活福祉資金貸付制度による貸付資金の一つ。 [補説]平成21年(2009)10月に生活福祉資金貸付制度が見直され、それまでの長期生活支援資金と要保護世帯向け長期生活支援資金が統合、改称された。原則として、土地評価額が1000〜1500万円以上(地域により異なる)の一戸建て住宅に居住していることが条件となる。ただし、生活保護の対象となる高齢者世帯の場合は、評価額500万円の居住用不動産(集合住宅を含む)を担保とする「要保護世帯向け不動産担保型生活資金」を利用することができる。
ふどうさんしょとく【不動産所得】
不動産の貸し付けによって生じる所得。土地や建物の貸し付けのほか、不動産に設定される地上権や、船舶・航空機の貸し付けによる賃貸料や権利金なども不動産所得とみなされる。
ふどうさんどけい【不動産時計】
米国の不動産業者が開発した市場分析ツール。同社が四半期ごとに作成する市場レポートをもとに、世界主要都市の不動産賃料の上昇・下落の動向を時計に見立てて表示する。プロパティークロック。 [補説]不動産賃料は、下落の加速→下落の減速→上昇の加速→上昇の減速というサイクルで変動するものとして、時計の0〜3時に下落加速、3〜6時に下落減速、6〜9時に上昇加速、9〜12時に上昇減速のフェーズにある都市を表示する。0時は賃料が頭打ち、6時は底入れした状態にあたる。6時を過ぎた位置にある都市は、今後、賃料が上昇していくと予想される。
ふどうさんとうしほうじん【不動産投資法人】
投資家から集めた資金を不動産に投資し、賃料収入や売却益を投資家に分配する目的で設立された法人。→不動産投資信託
ふどうさんとうきほう【不動産登記法】
不動産の表示(土地・建物の所在や面積など)および不動産に関する権利(所有権・抵当権・地上権など)を公示するための登記の手続きについて定めた法律。明治32年(1899)制定。平成16年(2004)に全部改正された。
ふどうさんりゅうつうひょうじゅんじょうほうシステム【不動産流通標準情報システム】
⇒レインズ(REINS)