なかざわけい【中沢けい】
[1959〜 ]小説家。神奈川の生まれ。本名、本田恵美子。高校生の恋愛と性体験を描いた自伝的小説「海を感じる時」でデビュー、ベストセラーとなる。他に「野ぶどうを摘む」「水平線上にて」「豆畑の昼」など。
なかざわどうに【中沢道二】
[1725〜1803]江戸中期の心学者。京都の人。名は義道。通称、亀屋久兵衛。手島堵庵 (てじまとあん) に師事。江戸に参前舎を開き、心学の布教につとめた。著「道二翁道話」など。
なかざわふじお【中沢不二雄】
[1892〜1965]野球選手・パリーグ会長。滋賀の生まれ。明大野球部では遊撃手として海外遠征などで活躍。満鉄に入社し、都市対抗野球でチームを優勝に導く。戦後、パリーグの初代専任会長に就任。昭和34年(1959)の天覧試合では、昭和天皇への説明役を務めた。
なかざわよしお【中沢良夫】
[1883〜1966]応用化学者。東京の生まれ。京都帝大教授、京都工芸繊維大学長を歴任。全国中等学校野球大会の創設に尽力し、昭和23年(1948)全国高等学校野球連盟の会長に就任。高校野球の発展に寄与。
なかざわりんせん【中沢臨川】
[1878〜1920]評論家。長野の生まれ。本名、重雄。19世紀後半の西欧文芸・思想を紹介。評論「鬢華 (びんげ) 集」「破壊と建設」、評伝「トルストイ」「ベルグソン」など。
なかざわけいじ【中沢啓治】
[1939〜2012]漫画家。広島の生まれ。自身の被爆体験をもとに、原爆や戦争をテーマにした作品を発表。特に「はだしのゲン」はベストセラーとなり、多くの外国語に翻訳されている。