亡失(ぼうしつ)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・、とある武士の妻に懸想なし、頑にしょうじ着きて離るべくもなかりしを、その夫何某智慧ある人にて、欺きて蛇に約し、汝巨鷲の頭三個を得て、それを我に渡しなば、妻をやらむとこたえしに、蛇はこれを諾いて鷲と戦い亡失せしということの候なり。されど今憖に・・・
泉鏡花
「妖僧記」
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