人事は棺を蓋うて定まる
人間の真価は、その人の死後に初めてきまる。棺を蓋 (おお) いて事定まる。
人事を尽くして天命を待つ
力のあらん限りを尽くして、あとは静かに天命に任せる。
じんじいいんかい【人事委員会】
都道府県、指定都市および人口15万人以上の市が地方公務員法に基づいて設置する、地方公務員のための人事行政機関。国家公務員に対する人事院と同種の機関。
じんじいどう【人事異動】
官公庁・企業などの組織内で、構成員の地位・職務などが変わること。
じんじいん【人事院】
内閣所轄の中央人事行政機関。国家公務員の給与その他勤務条件の改善および人事行政についての勧告、試験および任免、職員の利益保護など人事に関する行政事務を担当する。昭和23年(1948)設置。
じんじいんかんこく【人事院勧告】
人事院が国家公務員の給与・勤務条件などの待遇の改善について、国会および内閣に勧告すること。また、その勧告。人勧。
じんじかん【人事官】
人事院を組織する認証官。定員3名で、うち1名が総裁となる。任期は4年で、衆参両議院の同意を得て内閣が任命する。
じんじけん【人事権】
使用者が、自己の企業に使用する人員について、採用・異動・昇進・解雇などを決定する権利。労働協約や労働法などで制限される。
じんじこうか【人事考課】
従業員の業務成績や能力・態度を評価すること。勤務評定。能力考課。
じんじそしょう【人事訴訟】
人の身分関係の確定・形成を目的とする民事訴訟。人事訴訟法に規定する婚姻・養子縁組・親子関係などの事件を対象とする訴訟。