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《老いを偕 (とも) にする意》夫婦が、年をとるまで仲よく一緒に暮らすこと。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
かいろうどうけつ【偕老同穴】
1 《「詩経」邶風・撃鼓の「偕老」と「詩経」王風・大車の「同穴」を続けていったもの。生きてはともに老い、死んでは同じ墓に葬られる意》夫婦が仲むつまじく、契りの固いこと。 2 カイロウドウケツ科の海綿動物の総称。深海の泥中に直立する。円筒形で、全長30〜80センチ。体壁はかごの目状で、内部の胃腔に雌雄一対のドウケツエビが共生することから、はじめエビをカイロウドウケツと呼んだが、後に海綿の名となった。相模 (さがみ) 湾・駿河 (するが) 湾や土佐湾に生息。
出典:青空文庫
・・・于に帰ぐ各宜きを得 偕老他年白髪を期す 同心一夕紅糸を繋ぐ ・・・ 内田魯庵「八犬伝談余」
・・・を虐待するものなり。偕老を契約したる妻が之を争うは正当防禦にこそ・・・ 福沢諭吉「女大学評論」
・・・婚したる上は、夫婦は偕老同穴、苦楽相共の契約を守りて、仮初にも背・・・ 福沢諭吉「新女大学」
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