出典:gooニュース
中国格付け、公的債務急増見込みで「A」に引き下げ=フィッチ
フィッチは「格下げは中国の財政基盤悪化が続き、経済情勢の推移に伴って公的債務が急増するというわれわれの見通しを反映している」と説明した。その上で「われわれは中国政府の債務の国内総生産(GDP)比が向こう数年で急激に上振れし続けると見込んでいる。高水準の財政赤字や『隠れ借金』の洗い出しが続いていること、名目GDP成長率の低迷が主因だ」と付け加えた。
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55年度の公的債務のGDP比は、今年見込みの100%から156%に跳ね上がる。特に注目されるのは、55年の政府利払い費のGDP比が、今年9月末時点で想定される3.2%から5.4%に膨らむ点で、55年度の防衛費などの裁量的支出全体のGDP比見通し(5.1%)を超えてしまう。
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