ぶんしどけい【分子時計】
DNAの塩基配列やたんぱく質のアミノ酸配列などの分子構造が、生物の進化に伴って変異することに着目し、共通の祖先を持つ生物種が進化の過程で分岐した年代を推定したもの。→分子進化学
ぶんしビーム【分子ビーム】
⇒分子線
ぶんしひょうてきやく【分子標的薬】
⇒分子標的治療薬
ぶんしおんそくど【分子音速度】
⇒モル音速度
ぶんしうん【分子雲】
星間空間に存在する低温・高密度のガス雲。主成分の水素分子のほか、一酸化炭素、一硫化炭素、アンモニア、シアン化水素、エチルアルコールなどを含む。センチ波からサブミリ波にかけての電波観測によって確認された。星間分子雲。分子ガス雲。
ぶんしうんコア【分子雲コア】
星間空間に存在する低温・高密度の分子雲の中で、さらに高密度になった領域。このような領域が自身の重力によってさらに収縮して高温・高密度になると星形成領域になる。
ぶんしモーター【分子モーター】
生物の細胞内で、ATP(アデノシン三リン酸)の加水分解によって得られたエネルギーを、機械的な運動に変換する分子(たんぱく質)の総称。筋肉の収縮や細菌の鞭毛の回転運動などを担う。キネシン・ダイニン・ミオシンなどがある。生体分子モーター。たんぱく質モーター。モーターたんぱく質。
ぶんしじょうしょう【分子上昇】
⇒モル沸点上昇
ぶんしせいけっしょう【分子性結晶】
⇒分子結晶
ぶんしけいとうがく【分子系統学】
遺伝子の塩基配列やたんぱく質のアミノ酸配列などの情報をもとに生物の進化の過程を解明しようとする学問分野。