1. 北方の山。

  1. 京都市市街の北側にある山々。船岡山衣笠 (きぬがさ) 山・岩倉山など。また、その一帯の称。

  1. 《「北」を「来た」の意に掛けた洒落から》

    1. 恋慕の情が起こること。ほれること。→来る

      「伊兵衛どのがちょこちょこ来るは、おきたどのに—ゆゑぢゃ」〈伎・稽古筆七いろは〉

    2. 衣服などがいたんできたこと。また、食物が腐ってきたこと。

      「ちりめんの小袖、よほど—と見え」〈洒・大通契語〉

    3. ㋒(多く、「腹がきたやま」の形で)腹がへってきたこと。

      「ときに腹が—だ」〈滑・膝栗毛・初〉

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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