なんきょくあく【南極亜区】
動物地理区の一。大洋区に属し、南極大陸を含む地域。アザラシ・ペンギンが特徴。
なんきょくかい【南極海】
南極大陸を囲む、南緯55度付近までの海域。太平洋・大西洋・インド洋の南端にあたる。南大洋。南氷洋。南極洋。
なんきょくかんそくきち【南極観測基地】
各国が協力して観測するために南極に設置された基地。1957〜1958年の国際地球観測年の一環事業として行われた。日本の昭和基地など。
なんきょくかんりゅう【南極環流】
南極大陸の周囲を西から東へ向かって時計回りに流れる海流。流れの中心は南緯50度から60度付近にある。周南極海流。環南極海流。南極周極海流。
なんきょくく【南極区】
植物区系の一。南アメリカ南部のパタゴニア、ニュージーランド南部、および南極大陸などを含む地域。ナンキョクブナが特徴。
なんきょくけん【南極圏】
南緯66度33分の緯線、または、それより南の地域。冬至には太陽が一日中地平線下に沈まず、夏至には地平線上に太陽が現れない。⇔北極圏。
なんきょくけんきゅうかがくいいんかい【南極研究科学委員会】
⇒エス‐シー‐エー‐アール(SCAR)
なんきょくしゅう【南極州】
「南極地方」に同じ。
なんきょくじょうやく【南極条約】
南極での領土権主張の凍結、平和利用、科学的調査の自由と国際協力などを定めた国際条約。1959年にワシントンで調印され、1961年発効。
なんきょくせい【南極星】
天の南極辺りにある、竜骨座のカノープスの中国名。老人星、または南極老人ともいう。人の寿命をつかさどるとされ、この星が現れると天下が治まるともいう。