はんしゃりつ【反射率】
光などの波動が物質の表面や媒質の境界面で反射したときの、入射波に対する反射波の強度の比。
はんしゃろ【反射炉】
冶金用の炉の一。燃焼室と加熱室とが別になっており、天井と側壁の放射熱で加熱して鉱石や金属を製錬・溶融する。
はんしゃがたけんびきょう【反射型顕微鏡】
⇒金属顕微鏡
はんしゃせいうん【反射星雲】
近傍の恒星の光を反射または散乱して輝く散光星雲。輝線星雲と異なって青っぽく見え、偏光しているものが多い。代表的な反射星雲として、プレアデス星団をとりまく星雲やオリオン星雲の青く見える部分などがある。
はんしゃこうげき【反射攻撃】
コンピューターネットワークを通じて攻撃を行う不正アクセスの一種。悪意ある第三者が盗聴したパスワードや暗号鍵を用い、正規の利用者になりすまして不正にアクセスすること。暗号化されたデータをそのまま用いるため、正規の利用者との区別がつきにくく防御が難しい。ワンタイムパスワードの利用が有効とされる。リプレーアタック。
はんしゃテープ【反射テープ】
光をよく反射する素材でつくられたテープ。夜間や暗所での事故防止のためなどに用いる。
はんしゃしんけい【反射神経】
刺激に対して瞬間的に反応する能力。「—を鍛える」
はんしゃほうじしんちょうさ【反射法地震探査】
地表で人工的に振動を発生させ、地下の境界面にぶつかって戻ってくる反射波を測定・解析することにより、地質構造を調べる手法。地下資源や活断層の探索などに用いられる。
はんしゃぼうしまく【反射防止膜】
カメラや望遠鏡などの光学系において、レンズの表面反射を低減させ、コントラストを向上させるための薄膜。とくにガラスと屈折率が異なる薄膜により、界面反射と干渉を利用するものを指す。
はんしゃくっせつぼうえんきょう【反射屈折望遠鏡】
凹面鏡と補正レンズを組み合わせて像を結ばせ、これを接眼レンズで拡大して見る望遠鏡。口径に対して鏡胴の長さを短くでき、非球面の補正レンズにより球面収差やコマ収差を取り除くことができる。反射屈折式望遠鏡。カタディオプトリック望遠鏡。